前回の投稿で、赤ワインに入っている成分が頭痛を引き起こすということがわかりました。スパークリング白ワインを飲んだ翌日も頭が痛くなるため、今回はアルコールと頭痛の関係についてもう少し調べてみました。
アルコール摂取がきっかけとなる片頭痛
Webで見つけた記事を参考にご紹介します。
「アルコールを飲んだことがきっかけで片頭痛が起きるというあなた。アルコールは血管を拡げる作用があるため、片頭痛の誘発因子であることが知られています。
片頭痛の起こりやすさはアルコールの種類によって異なります。アルコールの中でも、ポリフェノールを多く含む赤ワインは特に片頭痛を誘発しやすいとされています1)。」
- 1)日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学会監修. 頭痛の診療ガイドライン2021. 医学書院, 2021. 104-106
出典元:片頭痛コントロール
頭痛を防ぐお酒の飲み方とは?
頭痛を誘発するお酒ですが、頭痛を防ぐ飲み方があれば知りたいですよね。製薬会社のサイトにこんな提案がありました。
- 飲む前にスープを飲む
- おつまみはタンパク質豊富なものを選ぶ
- お酒と一緒にビタミンB2を摂る
- お酒を飲むスピードは「ゆっくり」
- トイレの尿の色をチェックして
1.は空腹を避ける方がよく、スープによって胃がカバーされ、アルコール成分が急速に吸収されるのを防げるのです。
2.は肝臓の働きや酵素を活性化するには、おつまみに良質なたんぱく質を摂るとよいとのことです。
良質なたんぱく質が摂れるおつまみには、以下のようなものがあります。
・枝豆
・チーズの盛り合わせ
・ビーフジャーキー
・魚肉ソーセージ
3.については、体内に入ったアルコールを、頭痛などが起きない無害な物質に変える過程には、ビタミンBが使われるとのことです。
お酒を飲むときは、おつまみでビタミンBを意識して摂るようにすると、アルコールの代謝が助けられます。
ビタミンBが含まれる食材の代表は豚肉。また、ニンニクもビタミンB群を豊富に含有しています。
この2つがどちらも入った料理が「餃子」です。
ビールとの相性は抜群ですが、栄養素的にもベストコンビなのです。
4.は、一回に大量のアルコールが体内に入ると、代謝が間に合わずに、頭痛や悪心が起きてしまうので、ゆっくり飲むのがよいようです。
5.は何かというと、尿がいつもより濃い色になっていたら、アルコール濃度が高まっている証拠なので要注意ということです。水などをチェイサーにしたり、飲みすぎたと思ったらソフトドリンクに変えてみたりするとよさそうです。
出典元:大正製薬
これからはこれら5つのことに気をつけて、お酒を楽しみたいです。それでも頭痛が起きてしまうときは、別の要因もあるかもしれないですね。
まとめ
今回は、アルコールが頭痛の誘発因子である点を踏まえて、なるべく頭痛にならずにお酒を楽しむ方法も調べてみました。
とはいえ少量のお酒を飲んだだけで片頭痛になってしまうこともあります。そんなときには天気による気圧の変化やストレスが原因のことが多い気がします。ストレスを紛らわし気持ちを盛り上げるために飲酒してしまうという二重の頭痛誘発因子が働いてしまうことはよくあります。そうならないためにも、ストレスを感じたら美味しいものを食べたり、趣味に没頭するなどお酒以外の方法を見出していくとよいかもしれませんね。
いかがでしたか?頭痛の原因を知って、楽しい毎日をおくりましょう。なるべく鎮痛剤を飲まずに予防するようにできたらよいのですが。お読み下さいましてありがとうございます。
ピアノの趣味に没頭します。