PX-S7000BKを弾いてみた

ピアノ

電子ピアノの購入を検討していて、おしゃれでグランドピアノタッチのカシオPX-S7000BKが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方のために、実際に家に置いて弾いてみた感想を、率直に書いていきたいと思います。

個人の感想

子供の頃クラシックピアノを習い、小学4年生で初めてコンクールに出場。中学に入ってから部活が忙しくなってやめたものの、大人になってからジャズピアノを始め、最近では頻繁に趣味やボランティアで弾いています。長年子どもたちも使用していた電子ピアノが古くなってきたので、思い切って買い換えました。そんなピアノ愛好家が感想を書いてみます。

グランドピアノに近いタッチ感

ピアノをある程度弾いてきた方なら、グランドピアノのような弾き心地を求めるのは自然なことですよね。住宅事情で電子ピアノを選ばなくてはならない場合でもこの点はあきらめたくないです。このPX-S7000BKは、グランドピアノを弾く時のような重みを感じられるので、わりと満足感があります。白鍵の奥の方を弾くときに若干の硬さは感じられますが、それは弾いているうちに慣れてきます。

ヘッドフォンをつけた場合

集合住宅の場合、通常がヘッドフォンをつけて弾くと思います。グランドピアノの音に近い感覚があります。電子ピアノならではのデジタル音も織り交ぜながらサウンドを楽しむことができました。

またヘッドフォンの機種によっても音の響き方が違います。より良い音を追求したい場合は、ヘッドフォンの選び方もこだわってみるとよいかもしれませんね。

  • アコースティックピアノやエレクトリックピアノ、オルガン、ストリングスなど400音色を内蔵           出典元 CASIO

様々な音を音楽の種類に合わせて、替えて楽しむことができます。

上記カシオのサイトを見ると、この電子ピアノの特徴がすべてわかりますので、知りたい方はご参照ください。

そのまま演奏すると (ヘッドフォンを外した場合)

ヘッドフォンをつけた時よりも、デジタルの要素が減り、響きにあたたかみが感じられました。この電子ピアノの特徴がよくわかります。音の強弱やペダルの踏み心地もよりグランドピアノに近いように思います。ピアノ教室ではグランドピアノをお使いの方は、このギャップがより少ないと助かりますよね。

よりよい音を感じながら弾きたいときには、1人の時や、日中で周りに迷惑がかからない時間帯に小音でヘッドフォンを外して演奏したいですね。

部屋のインテリアとの調和

PX-S7000BKは画像の通り黒を基調として、ダークブラウンの木目調の脚がついていますので、ダークブラウンや黒を基調としたお宅にはぴったりの外観です。落ち着いた木の温もりが感じられる雰囲気作りに一役買ってくれます。

私にとっては部屋のインテリアにぴったりで、置き場所に寸法がマッチしているため、とっても気に入っているので、毎日せっせと磨いています。電子ピアノの寿命は5年ぐらいと言われますが、大事にできるだけ長く使えたらいいなと思います。いつかグランドピアノを家に置ける日まで活躍してくれることを祈って。(ただの願望…)

PX-S7000BK

出典元 CASIO

スリムで小さい部屋にもうれしい

先ほども述べましたように、スリムでお部屋のスペースに合わせられるのも魅力のひとつです。大きめでスペック高めの電子ピアノを希望しているけど、お部屋が狭くて無理という方にはうってつけです。うちでもソファとダイニングテーブルの隙間にピタッと収まってくれました。譜面台が透明なところも圧迫感がなく気に入っています。小さめだけど、スペックは充実、グランドピアノのタッチ感となれば、心が動く方は多いはず。鍵盤を取り外して、テーブルに乗せて作曲活動をするなんてことも可能。もちろん演奏会場への持ち運びも簡単にできそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか?本当はグランドピアノを置きたいけど、スペースがない。スリムでスタイリッシュな電子ピアノで、なるべくグランドピアノのタッチ感のあるものを選びたいし、たくさんの音色を楽しみたいという方々には、このPX-S7000シリーズはおすすめです。電子ピアノを選ぶ際には、実際にご自身で弾いてみて、音の響きが好みと合っているかどうか確かめることも重要です。その時に、ヘッドフォンをつけたときと外した時を比べてみることができればなおさらよいです。個人的にはヘッドフォンを外したときの方がよりグランドピアノに近い音のような気がしました。

何よりおしゃれな外観により、弾くのが楽しく、モチベーションが前より上がりました。皆さんもお気に入りの電子ピアノが見つかるといいですね。そのための選択肢の一つとして参考になれば幸いです。人生に花をそえてくれるピアノ。これからも楽しく弾き続けたいです。

お読みいただきありがとうございました。