家族全員が長期のお休みに入ったとき、いくら仲のよい家庭でも長く一つ屋根の下にいるとお互いの粗が見えてきたり、時には喧嘩に発展したり険悪なムードになったりすることってありますよね?
そんなときにはどうしたらよいでしょうか?
家の外へ
家を離れてみる
たまには家族が目に入らないところへ移動しましょう。腹が立つことがあっても、見えないところ行けば気分がまぎれ、一時的に忘れることができます。そして時間がたてば怒りも静まっていきます。
自分の世界に没頭する
例えは子どもの受験や家族の仕事のことなどの心配事がある場合は、自分にしかできないこと以外は本人を信頼して任せ、自分は趣味や仕事、家事などに没頭しましょう。仕事なら目標を決めてその達成のために尽力する、楽器演奏が趣味ならその世界に浸ってしまう、家事ならその日にやりたいことを決めて着々とこなしていくなど。人それぞれやりたいことを実行しましょう。成果が見えてくれば充実感にもつながります。
家の中では
話をよく聞く
家族だと甘えが生じるため、ちょっとした不用意な発言が横行するので、争いに発展しがちです。家から戻ってクールダウンしたら、なるべく発言は控えて聞き役となってみましょう。相手は話を聞いてもらえたことで、安心感が生まれ気持ちも落ち着いてきます。家族への思いやりも持てる余裕が生まれるでしょう。
家族の状況を考えて発言・行動する
自分の言いたいことだけ言いたいときに発言してしまうと、時には相手が傷ついたりいやな思いをしたりしてしまうことがあります。ご自身にも経験があるかと思います。何か言う前に、相手の状況を一旦考えてみましょう。自分が変わることで、相手も変わってくることはよく言われることですね。
食事のときには楽しい話題を
受験生やお仕事中の方々にとっては、食事が唯一の楽しい時間という場合が多いです。だから食事は楽しく癒しの時間にすることが大事ですね。凝ったお料理でなくてもみんなが好むものを用意し、全員楽しめる話題作りもかかせません。その時誰かの発言を不用意に否定することはご法度です。否定からは負の効果しか生まれません。そんなときは軽く受け流しましょう。でも決して無視するのではありません。
なかなか難しいことを書いているでしょうか。人間には感情がありそんなにうまくいくものではありませんが、心がけ次第では事態を好転することができます。
悩みは相談する相手を選ぶ
自分に悩みがあると、余裕がなくなり相手を思いやる気持ちも生まれません。悩みがあるときには早めに対処しましょう。ネットで検索してみることも有効ですがそれでも解決しないときは、その悩みをわかってくれそうな人に相談するのも手です。家族や友達だからと何でも相談することは効果的ではないようです。相談された方も対応に困りかえって関係をこじらすことにもなりかねません。信頼できる相談相手をきちんと選び、相手の状況を考慮した上で相談してみましょう。人に話すことで自分の考えがまとまってきたり、気持ちがおさまってきたりすることはよくあります。
まとめ
毎日一緒にいる家族だからこそ、様々な問題が生じることもあるのは、日ごろニュースなどを目にしていてもよくわかります。家族もひとつの社会ととらえ、自分の中にゆるいルールを設けてみることでトラブルを防ぐことができるようです。以下のように対処法をまとめてみました。
- 家を一旦離れてみる
- 自分の世界に没頭してみる
- 相手の話をよく聞く
- 家族の状況を考えて発言する
- 食事は楽しく
- 悩みは理解してもらえて信頼できる人に早めに相談する
いかがだったでしょうか?今回は個人の経験や見聞きしたことに基づく内容でした。
他にもよい対処法があったら、ぜひ教えてください。みんなで一緒に家族円満のために考えていきましょう。人生そのものによい影響があり、それが世界平和にもつながってくれるといいですね。
お読み下さいましてありがとうございます