高校1年生になると、将来の進路を考え始める時期に差し掛かってきますね。以前に「進路に迷ったときにはどうしたらよいか」という内容の投稿をしましたが、今回は自分の考えを整理して決断していくために、ノートに書き出すということをご紹介します。
自分の強み
まずは箇条書きでもよいので、自分が得意としていることを書き出してみましょう。
(例)
・数学
・将棋
・スポーツ
・好きなことにはとことん打ち込む
・コツコツと取り組むこと
・チームをまとめること など
興味のあること
次に自分の興味のあること、好きなことをたくさん書き出してみましょう。
(例)
・ゲーム
・クイズ
・経済のニュース
・お菓子の食べ比べ
・漫画
・医師の仕事
・英会話 など
得意な科目
国立を受ける予定の生徒が、文系・理系の選択に迷ったときには、高2になる前に数Ⅲを先取り学習してみるのも手かもしれません。理系の場合はこの数Ⅲが数学全体の50%を占めるため、向き不向きを見極める必要がありそうです。文理選択をするのは、その後でもよさそうですね。その際にも進路指導の先生に相談しながら決めるのがよいかもしれません。
参考:某有名受験塾
その上で科目は、得意・興味のあるものを選択して、ノートに書き出しましょう。
(例)
・物理
・化学
・地理
・政治経済 など
将来像を描いてみよう
ざっくりでいいので、今まで挙げてきた自分の強みや趣味、得意科目などを踏まえて、将来像を思い描いてみる。
(例)医師の仕事を画像でイメージ(たまたま画像を見つけたので)
具体的に何をすればよいか?
イメージがある程度できたところで、これから何をしていけばよいのか考えていきましょう。
(例)医師である自分をイメージしTODOリスト作成
- 医者とはどんな仕事なのか調べる
- 知り合いの医師に尋ねてみる
- 医学部のある大学を調べる
- 医学部に入るにはどんな勉強をしたらよいのか調べる
- どこで勉強したらよいのか(塾など)調べる
- なぜ医者になるのかよく考える
別の進路も考えておく
これは一つの考えに過ぎませんが、医師など入学選抜が難関な場合は、別の選択肢もあらかじめ考えておく手もあります。もしも受験をあきらめざるを得なかった場合にあわてないためです。他にもこれなら自分にできそうと思うことを考えてノートにメモしておき、安心して第一志望の勉強に全力投球しましょう。
(例)
・理工学部
・政治経済学部
・情報工学部
・法学部 など
まとめ
進路を決めるために、自分の強み、興味のあること、選択科目、進路のために何をすればよいのか、他の選択肢などをそれぞれノートに箇条書きすることをご提案しました。ただ考えているよりとにかく書いてみる方が頭の中が整理されます。まだ進路についての知識が不十分と感じる方は、もう少しネットや書籍などを利用して調べてみましょう。自分はこれだ!というものが見つかるかもしれません。その時も要点をノートに書き留めるようにしましょう。道がだんだんと開けてくるかもしれません。個人的にもこういった方法はよく使い、自分を知るきっかけとなることが多いです。
今回の内容が参考になれば幸いです。受験生の皆さんの健闘をお祈りしています。
これからも教育に関する記事を投稿していきます。最後までお読み下さりありがとうございます。